時間を上手く使って、一歩先に進める。

坂田 さやかSayaka Sakata

開発部 先行開発室 解析グループ
2010年入社 工学部 物質工学専攻修了

ブレーキペダルやパーキングブレーキペダルの強度が基準を満たしているかを評価したり、新規開発品の構造解析や衝突解析を行ったりするのが私の主な業務。製品の強度が十分にある場合は、軽量化やコスト削減につながる提案も行います。新規開発品の場合は、材料の特性などを考慮した上でどのような評価を行うのか、1から構築しています。新しい解析ソフトの知識習得や材料データ集めにはとても苦労しますが、自分の解析が会社の役に立つことに大きなやりがいを感じますね。私はもともと効率的に時間を使うタイプでしたが、子どもを持つようになって、限られた時間をより有効に使うために優先順位を決めて動く習慣がつきました。面倒な仕事も先延ばしせず随時処理し、空いた時間を上手に使ってスキルアップを図るように心がけています。

子育てが後輩育成のヒントに。

ずっと働き続けたいと思っていた私にとって、面接で「ここなら安心して働ける」と判断できたことが入社の決め手になりました。女性技術者はまだ少ないものの、チームワークの良さにいつも助けられています。子どもの急な発熱などで休むこともあるので、そうならないよう普段から子どもの健康管理を徹底していますね。子育ては骨の折れる仕事ですが、教え育てるという面では後輩の育成も同じ。優しく厳しく忍耐強く(笑)、子育て経験が本当に活かされています。育児と仕事の両立は、私の人生にプラスの彩りを加えてくれたと思います。

私のバックボーン

「フットワークの軽さ」

新しいことには、誰よりも先に挑戦してみる。何か問題が起きたときも、指示を待つのではなく自分発信で動く。そんなフットワークの軽さと、中高生時代を通して軟式テニス部で鍛えた精神力が私の強みです。