海外赴任で人生の幅を広げる。

伊藤 達哉Ito Tatsuya

Toyotetsu America, Inc.(TTAI) StampingⅢ, Stamping Engineering (Dual)
2003年入社 工学部 機械工学科卒

トヨタ自動車の一次部品メーカーとしての安定性と、グローバルに事業展開する将来性が決め手となって入社を決めました。日本では熱間・冷間プレスや溶接の加工技術開発、製造技術などで経験を積み、3年前からToyotetsu America, Inc.(TTAI)に赴任しています。実は学生時代から英語が苦手だった私。でもアメリカへ短期の業務支援に行き、日本とは違う環境に触れたことがきっかけで、いつしか海外赴任をしたいと考えるようになりました。ここでは主に、生産性の確認や現場の出来高改善サポート、プレス機導入の日程管理などのコーディネート業務に携わっています。海外赴任は語学力の面で多少苦労はするものの、ここにいなかったら出会えないような人と知り合い、豊かな人脈を築ける喜びがあります。

心を通じあわせて、一緒に目標を達成。

私が仕事をするときにいつも心がけているのは、何をするにも現地社員に説明し、納得してもらってから一緒に行うこと。アメリカ人は基本的に残業をしないので、依頼は期限を明確に伝え、進捗を日々フォローするようにしています。一方で、何か問題が発生したときは、時間を問わずに駆けつけて真摯に対処してくれる。そんな現地社員と協力して、生産性を向上できたときには大きなやりがいを感じます。自分の見聞が広がり、子どもも海外生活を楽しんでいる様子を見ると、仕事もプライベートも学びの多い経験をさせてもらっているなと思います。

私のバックボーン

「使命感」

設備の故障によって生産がストップしたとき、一刻も早く修復して生産を開始しなければと、深夜3時まで現場への修理指示や作業を行い、早朝に出社して現状確認を行いました。有事に集中力を発揮できるのは、使命感のなせる技です。