『地域と共に東北のものづくり発展』 を目指すトヨテツ東北

製品紹介

トヨテツグループの一員として「プレス→溶接→塗装」まで一貫して行い、
ボデー部品・機能部品など、さまざまな自動車部品の製造を行っています。

ボデー部品

フードリーンフォース

ボンネットをボデーにロックし保持をすると共にボンネットの張り剛性を高めています。
又、適度な軟性を持たせ歩行者と衝突した際、歩行者を保護します。

センターボデーピラー

4ドア車の前後のドア間に位置する部品で、後側ドアの保持や、前側ドアロック機構などが付いています
近年、側面衝突時の安全ニーズも高まり衝撃吸収に関わる技術がたくさん織り込まれています。

フロントボデーピラー
フロントボデーピラー

フロント・ウィンドウを支える左右両端の支柱のことで、前方からの衝突時などの衝撃に耐え、乗員の生存空間を確保します。

バンパー リンフォース
バンパー リンフォース

世界初の冷間1470MPaバンパーです。電柱などの突起物に衝突した時に、衝突エネルギーを受け止めるため、超ハイテン材が使われています。

樹脂製ラジエーター サポートアッパー

車のフロント部分に位置し、ラジエーターを保持するとともにヘッドライトやバンパーを支える骨組みの役割があります。
従来は鉄製でしたが、ヤリスから樹脂製のラジエーターサポートを開発しました。
樹脂製のため見栄えの向上、また剛性を保ちつつ軽量化を図っています。

アルミ製ヒートインシュレータ
アルミ製ヒートインシュレータ

表面積を増やす凹凸が付いたアルミ板から出来ています。
熱伝導率の高いアルミに表面積を増やし、放熱性を上げエンジンやマフラーの熱から車両を守る役割があります。
又、走行音を低減し車内の快適性にも一役買っています。

クラッシュボックス
クラッシュボックス

ボデー前端にボルト締結され、衝突時に衝突エネルギーを吸収することで、ボデー全体の変形を軽減させ、人への衝撃を和らげる役割をもっています。

バックドア オープニングサイド リンフォース
バックドアオープニングサイドリンフォース

当部品は、バックドアオープニングの内側(トルーフの内側)に溶接されボデー剛性を高めるために設定されている。
バックドアを取り付けるための機能も兼ねている。

機能部品

パーキングブレーキ(手引き・足踏み)
パーキングブレーキ(手引き・足踏み)

最近はパーキングブレーキと言えば、足踏み式が主流となっていますが、手で操作する手動式パーキングブレーキにおいても主にスポーツタイプの自動車に搭載されています。トヨテツ東北では手引き・足踏み双方のパーキングブレーキを生産しています。

ブレーキペダル
ブレーキペダル

ブレーキペダルは車両を減速・停止させるために必要なブレーキ構造の一部であり、ユーザーの操作力をブースターに伝達する役割をもっています。
GRヤリスはアルミパッドを採用しており。デザイン性にも優れます。

フードロック

走行中の風圧でボンネットが飛ばないよう保持する役割があります。
誤って車内のボンネット開閉レバーを引いても直ちに飛ばないよう2重ロック構造となっており安全性を高めています。

その他部品

シートレッグ
シートレッグ

本部品は6人、7人乗り車両の2列目シートを保持する部品です。
シート背もたれと座面の後端を同時に上に持ち上げる「タンブル機構」の役割をもっています。

生産工程

お客様第一・安全第一・品質第一を柱に、コンパクトなものづくりを実行する
お客様の満足度、従業員の安全・安心、高品質な製品、この3つを柱に生産ラインを充実させ、
コンパクトなものづくりで安定した生産を続けています。

PRESS LINE【プレスライン】

プレスライン

東北地方で最大級の3000tのトランスファープレスをはじめ、1600tトランスファープレスを2台(内1台はアルミ/鉄の併産可能)、1200t及び800tのブランキングプレスを各1台、ホットプレスを2台保有し、お客様からの多様なニーズに柔軟に対応しながら、高品質と高い生産性を追求し続けています。

プレス設備
トランスファープレス

3000t 1基
1600t 2基

ブランキングプレス

1200t 1基
800t 1基

ホットプレス 600t 2基 レーザー切断機 2基

WELDING【溶接】

溶接

大型プレス機で生産したプレス部品や各仕入先様から納入いただいた部品等をスポット溶接及びアーク溶接という工法で接合していきます。接合には、150台を超える産業用ロボットを使用して、正確な溶接作業を行っております。

溶接設備
SP溶接ロボット 129台 アーク溶接ロボット 39台
SP溶接ロボット

SP溶接ロボット

アーク溶接ロボット

アーク溶接ロボット

ASSEMBLY【組立】

組立

自動車の重要保安部品であるブレーキペダル等の機能部品の組付けを行っています。
量変動に合わせた生産が行えるようなライン作りがされていて、また、女性でも無理なく組立ができるような工夫が随所にされています。

MATERIALS HANDLING【物流】

部品を出荷場や組立ラインへ運んでいます。
部品を移動する際は、置場照合・現物照合・ハンディスキャナを用いてQRコードを読み取り照合することで間違いを出さない工夫をしています。

INSPECTION【検査】

検査レーザーを利用した3次元測定や定期測定、強度試験を実施し製品品質の維持・管理を行います。
より良い品質の製品を送り出せるよう細心の注意が払われています。